2005
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Producer :佐藤 輝夫 Teruo Satou |
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Released
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深町 純 Jun Fukamachi(Piano) |
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CD:Indies House
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FIN-012
〜深町純ピアノソロ 「花鳥風月」シリーズ Released: 2005/02/17 |
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深町 純がインディーズ・ハウスで2000年にリリースしたシリーズ「四季」に続いて手懸けるシリーズ「花鳥風月」 の第一弾。前シリーズと同様、音で自然や人の心にある風景を描きだす美しい作品。『花』は、深町 純のオリジナルを中心に、滝廉太郎から、シューベルト、童謡、そして喜納昌吉まで、興味深い曲が収録されている。聞く人々の心に優しく響くアルバム。
深町純が50歳代半ばを過ぎようとする2000年頃から2010年に没するまでの約10年間、彼の円熟期と言えるこの時期に、深町純は未発表のものも含めピアノソロ作品を多く残したが、そのほとんどは即興演奏で行われた。 |
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01. 花(滝廉太郎) 02. 梅〜武蔵野 フリージア 03. さくら(童謡) 04. ひまわり 05. 野ばら(シューベルト) 06. 月下美人 r Pasa~ 07. 萩 08. 柊(ひいらぎ) 09. 燕子花(かきつばた) 10. 花水木 11. 石蕗の花 12. 花〜すべての人の心に花を〜(喜納昌吉) |
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〜深町 純 自身によるライナー・ノーツより〜
古今東西、人は花々を愛してきました。日本人である僕たちも例外ではありませんが、その花に対する想いには独特のものがあると思います。それは 「( 雑 )草」と「花」の中間の「草花」という言葉にも象徴されています。かつて千利休の作りだした世界観でしょうが、茶席に飾る花はそういった草花であり、派手な大輪の花を好みません。特別でないごく普通の生活の中に大切なものを見いだす。それは「大切さ」というものを、改めて問いかけているように思えます。植物としての花だけでない、精神的な存在としての花。こういうものを音楽でも表現できたらと思ったのが、この「花鳥風月」シリーズの最初のアルバム 「花」です。あなたの好きな花を思い浮かべて聴いていただければ幸いです。 |
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