深町とのこと。 いろんなところに連れていってくれたし、いろんな葛藤もあったけど、 こうやって言葉にするとこうなんか、うまく伝わらないけど。 とにかくまあ、 本当一つ悔いがあって、深町が亡くなっていろんなことがあって、 とにかく、「ありがとう深町」って言うか、 俺が24才の時に、深町の『スパイラルステップス』というアルバムで、 村上”ポンタ”秀一 |
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(敬称略)
(インタビューVTRより 文字起こしいたしました) |
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村上 " ポンタ " 秀一(Syuuichi " Ponta " Murakami/ドラマー 1951 - )
日本を代表するアーティスト。あらゆるジャンルの音楽、さまざまな国内外のアーティストのレコーディング・ライブに関わっており、説明の必要がないほど、音楽界には無くてはならない大きな存在。 |
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Spiral Steps 収録中の村上 " ポンタ " 秀一 氏(1976年)
(同アルバム ライナーノーツより) |
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村上 " ポンタ " 秀一 氏と 深町 純 は、下記の深町純リーダーアルバム5枚の制作で競演した他、いろいろなアーティストのリーダーアルバムやライブで共演した。
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1975年 「Introducing Jun Fukamachi / 深町 純」 |
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1975年 「六喩 (ろくゆ)/ 深町 純 & 21st センチュリーバンド」 |
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1976年 「Introducing "Ponta" Murakami & Jun Fukamachi (驚異のパーカッションサウンド!! ポンタ村上〜深町純)」 |
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1976年 「Spiral Steps(スパイラル・ステップス)/深町 純」 (ニューヨーク録音) |
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1977年 「Second Phase(セカンド・フェイズ) / 深町 純」 |
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1978年 大村 健司 「First Step」(深町純プロデュース作品) タワーレコード限定 Tower To The People QIAG-70051 |
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大村 憲司(Electric Guitar、Vocal on "3")、深町 純(プロデュース、Key)、坂本龍一(Key)、林立夫(Drums)、村上 "ポンタ"秀一(Drums)、マーティン・ウィルウェバー(Drums)、富倉安生(Electric Bass)、高水健司(Electric Bass)、小原礼(Electric Bass)、浜口茂外也(Perc)、斉藤ノブ(Perc) |
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これらのアルバムは、いずれも深町 純の1970年代の代表作であると同時に、1970年代半ばの日本のクロスオーバー/フュージョン黎明期に発表された、先駆的な名作ばかりである。日本でいち早くクロスオーバー/フュージョンサウンドを実践した深町 純は、自身のリーダー作制作の際は国内での録音にとどまらず、アメリカでのアルバム制作にも村上ポンタ氏を立て続けに起用し、その競演により名作群が生まれた。村上ポンタ氏のドラミングは、テックニックは言うまでもなく歌心が実に豊かで特徴的、日本国内のドラマーとしては当時から存在が飛び抜けていた。参加する音楽のジャンルは多岐に渡るが、深町 純とともに、1970年代半ばに始まった日本のクロスオーバー/フュージョンサウンドの立役者の一人とも言える。また、ジャズ界の巨匠「マイルス・デイヴィス」から競演のオファーがあった唯一の日本人ドラマーとしても有名。
深町 純との競演は上記以外にも多く、1970年代初期には、フォークグループ「赤い鳥」のアルバムやライブ、五輪真弓 氏のライブ、1970年代中期には、マーサ三宅 氏のアルバム制作、鈴木宏昌 氏のアルバムなど、その他多くの作品で共演している。 |
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:試聴できます。
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